同性愛について
腐女子とか腐男子、という言葉があります。
男同士の恋愛を楽しむ人たちの総称だそうです。
男同士、もしくは女性同士の恋愛をナチュラルとは見なしてない、異常と見なす立場から生まれた言葉だと思います。
異常と見なすのは、身体という見た目、目に見えるものを基準として判断しているためでしょう。
男性的なもの、凸という形に、女性的なもの、凹という形がマッチしてると、私たちは安心します。
私たちは外から同性愛者を見て、「マッチしてない、バランスが取れてない」と思ってしまうのです。
しかし、本人たちの内側、精神に目を向けるとどうでしょう。
本人たちは、精神的なエネルギーのバランスにおいては、男性エネルギーと女性エネルギーをマッチさせているのです。
ですから、本人たちには、まったくナチュラルなことです。
腐女子・腐男子という言葉は、同性愛が社会的にナチュラルと認められる前の、過渡期の言葉でしょう。
オカマという言葉と似ている部分があります。
ネガティブな、嘲笑(自嘲)を含んでいる部分において、です。
美輪明宏さんは「同性愛を貶める」と、おすぎ&ピーコさんと絶交しています。
たしかにネガティブな部分が、同性愛者を日蔭者にしている部分があります。
しかし一方で、オカマや腐女子というネガティブな言葉が、同性愛を社会に認知させる役割も果たしています。
だから、美輪さんのように「何者にも恥じない」と示す人や、おすぎ&ピーコさんのようにピエロになる人、どちらもいるのが正解だと思うのです。
デフォルメ
家に甥っ子が来ていて、話したことを書いてみます。
デフォルメについて、の話です。
デフォルメ、というのは自分にとっては『嘘』ですね。
漫画やアニメなどは、その嘘を楽しむものだ、と私は考えています。
ところが、そのデフォルメは、いびつな方向に進化してるのかもしれません。
ふつう、デフォルメというものは現実を変化させるものなのですけど、私はすでに漫画やアニメなど、デフォルメされたものを吸収して育っているのです。
つまり、デフォルメされた後の嘘を基盤にしている。
そして、そのデフォルメをさらにデフォルメして、漫画を描いたりするわけです。
どうもこれが、いびつな気がしてならない。
甥っ子の世代は、さらにさらにそれをデフォルメして…という風に、表現が現実からどんどん遠くなっているのではないか。
そのような心配があります。
コピー機で原稿を複写しても、完全に元の原稿そのままにはなりませんね。
その複写されたものをコピー機にかけて、ということを繰り返すと、どんどん元の原稿から離れたものになってゆく。
デフォルメという表現についても、同じことが言えるんじゃないかと思うわけです。
それの何が問題かというと、多重デフォルメ化が進むと、現実に生きる割合より、フィクションに生きる割合が増えるんじゃないか、と私は考えているわけです。
目の前にある現実と向き合わずに、観念化されたフィクションと向き合って生きやすくなる…のではないか、と推測しているのですけど。
実際はどうなんでしょう。
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仕事場にはネット環境がないので
実家にもどった時だけ、ネットに触れています。
スキャナが壊れたので
イラストを貼れずに、更新から遠ざかっていたんですが。
スキャナを買いなおしてみて、ブログ用に画を描くのがめんどくさいと発見。
うん、毎回画を描くとなるとおっくうだな。
ハードルをゆるくして、まずは文章だけで。
気が向いたら、イラストを載せるようにしよう。